親知らずについて
親知らずとは、永久歯が生えそろった後で奥歯のさらに奥に生えてくる歯のことです。
専門的には 第3大臼歯、智歯、8番ともよばれます。
17歳~20歳ごろに生えてくることが多く、歯茎が痛かったり、ムズムズしたりします。
痛む親知らずは、早めの処置が必要です。
抜く必要がある親知らず
- 横を向いた状態で生えている
- 斜めに生えている
- 腫れや痛みが生じている
- 神経を圧迫して痛みが生じている
- 親知らずのせいで周囲の歯が虫歯になっている
- 親知らずが虫歯になっている
当院では、患者様お一人おひとりの親知らずの状態を正しく診断し、抜歯の必要がある場合のみ抜歯を行います。
お口の状態や親知らずの生え方は患者様により異なりますので、気になる方は当院までお気軽にご相談ください。
歯牙移植と歯牙再植
歯牙移植とは
歯牙移植とは、虫歯が進行して残せなくなった歯があり、さらにご自身のお口の中に親知らずや埋まっている歯があるような場合にその残せなくなった歯を抜いて、代わりに親知らずなどを移植する治療法のことです。
いわば「歯のお引越し」といえます。
なお、条件を満たせば、保険適用※にて治療が出来ます。
※保存出来ない歯を抜いた日と同じ日に、親知らずや埋まっている歯を移植した場合に限り保険適用となります。
歯牙再植
歯牙再植とは、根尖(こんせん:歯根の先端の部分)に膿の袋が出来て、通常の根管治療では治せない場合などにいったん抜歯して根尖の治療を施してから、再び元の位置に戻す治療法です。